1023年

 1月

衝撃さめやらぬままに年を越し、新年。
朱点の解放で、ついでのように神様大解放された件のイツ花の報告に、軽く怒りの咲待家。
こっちは意気消沈してるのに大宴会とはいい度胸だ、ふざけるな、なカンジで。
一方、帝からは春の選考試合の勅命が。「勅命」って命令だよね、ほとんど拒否権なさそうだよね。
ぜったい何か言われるんだ・・・。
町の復興には、ちょっぴり罪滅ぼし的にいつもより多めに投資(笑)

今月から風花が出撃可能に。てなワケで、出撃しますよ。
出かけようとしたら新ダンジョンの報告が。
雪華を隊長に琴子・蓮雨・風花のパーティーで、紅蓮の祠に行ってみる。
黄川人が当然のように顔を見せる。・・・天界も信用なんないがお前も信用ならんわーと一蹴。
すぐにオンモラキから赤羽天神を解放。何が決め手なのか、よくわからないんだけどラッキー。
紅蓮の祠、入り口付近はわりと楽に敵が倒せて、大丈夫かなーと思ってたんですが。
ちょっとあせりすぎました。うっかり鳴神小太郎とぶつかってしまい、そのまま戦闘。
まったく歯が立たず、あっさり敗走。蓮雨以外の女子3人が戦闘不能という大惨事に。
・・・・・・戦死者が出なかったのが奇跡です。

誰もいない家の縁側に一人座し、真吾は手の内にある文に目を落としていた。
一つは帝からの勅令書。
一つはイツ花からの天界の報告書。
そしてもう一つは・・・。

「まったく・・・どこもかしこも」
憎憎しげに千切った文を風に乗せ、真吾はその行く末を眼で追う。
千々に乱れた紙切れは雪のように舞って、やがて見えなくなった。


 2月

イツ花が「天界に不信感をお持ちなのでは?」とかきいてくる。
あるよ、大有りだよ。当たり前じゃん。・・・とはイツ花に面と向かっていえない、そんな咲待家(笑)

先月の討伐で女子が軒並み健康度下げてるし
、雪華もそろそろいい年なので今月は雪華の交神。
雪華の血筋は水と土の神様ばかり・・・というわけで風か火の神様いらっしゃいませんかー。
かつ点がちょうどいいのだと・・・やたの黒蠅!やたの黒蠅がいたよ!!
よし、宜しくお願いします!!
お、次も女の子かな?


 3月

そういえば春の選考試合の勅命がきてたっけね・・・。
しょうがないから出てみるか、ということでメンバー選考。琴子、蓮雨、風花は決定としてあと一人。
健康度下がってきた真吾か、こないだのダメージからまだ回復してない雪華か。
薬飲ませて高い健康度の方・・・とか思ったら両方92だし(笑)
では帝の御前でもあるわけだし、当主様ご出陣ということで真吾が参加。

一回戦・・・VS京阪傭兵組合。輪ノ火4人併せ。でも後列の弓使いを倒しそびれて有効勝ち。やっぱり強くなってる?
二回戦・・・VS石火矢保存会。でたなライバルっ(笑)でも容赦なく白波4人併せ。一本勝ち。
決勝戦・・・VSあさひ突撃隊。ここも白波4人併せであっさり一本。

危険を承知でビクビクしながら参加したけど、優勝できるものなのね。
もっと一気に選考会もレベルアップするのかと思ってたけど・・・よかった。
賞品もレベルアップしてないね・・・このへんはよくないわ〜。

帰ってきたら真吾にお迎えが。
次の当主は蓮雨に。

真吾、享年1歳8ヶ月。
「通夜、葬儀、一切無用
 弔問、供物は固持すること さらば」

『母さんたちの代は「家族」だった。
俺たちの代は「親族」だった。
でもこれから先、どんどん血は遠くなって「一族」になる。
その時、一族をつないでるものが呪いだけだなんて悲しいことにならないように
お前が基礎を固めときな』

手のひらに遺された指輪の軽さと
胸のうちに遺された言葉の重さのアンバランス

あの人らしい遺産だな、と蓮雨は受け取った当主の証にその白い指を通した。


 4月

雪華の子が来訪。下3左3の神秘的な瞳(イツ花談)な女の子。
水髪土目土肌、名前は「
真知(まち)」。職業は弓使い。
素質なんですが・・・ぎりぎりランキング3位ですが771点。風花の半分以下って何?
おのれ黒蠅め、手ぇ抜いたな(何を?!)・・・やる気ないにもほどがあるよ〜(泣)
どうでもいいけど、今この家すごく女所帯に見える。黒一点の蓮雨が美少女顔だからな〜(笑)

先月の賞金で各部門少しずつ投資。娯楽部門のレベルが一個上がりました☆

真知は母親の雪華にまかせ、蓮雨・琴子・風花の3人で鳥居千万宮へ。
なんか泥沼そうな面子・・・(すでに脳内で琴子←蓮雨←風花の構図が出来上がりかけている模様)
黄川人が現われて、庭へのご招待をうける。髪7本集めなきゃね・・・。
久々の千万宮に思いっきり道に迷う。うー・・・鳥居の色がパッと思いだせない。
鬼がやっぱり強くなっていて、少し手こずる。
それでも、陸と金の首飾りなんかを入手。
いろいろ新しいものを手に入れられるのだけが、いいところかな〜迷宮のリニューアル。

「真実を知る・・・で、『真知』ね」
白い和紙に書かれた、新たな家族の名前。
雪華らしい端正な字で丁寧に書かれている。
子供の名前は親がつけるのがこの家の慣わしだし、自分も好きにしていいといった。
しかし・・・。
「いい名前だとは思うけど・・・・・・
雪華さん、うちの苗字とあわせて考えた?」
「あ!」
すっかり忘れていたという態で雪華が声を上げる。
この家の氏は「咲待」。
「さきまち まち」は少々語感がわるい。

「まぁいいよ。いずれ真知には当主でも継いでもらおうか」
そうすれば名前が変わるよと、
つい先日名が変わったばかりの当主が冗談めかして笑った。

 5月

今月は琴子の交神。
双子がいなくなってからどんどん人が減ってる気がするのは気のせい・・・?
皆に装飾品をつけて、自主学習準備OK。
真知は蓮雨にあずけてみる(雪華より全体的にレベルが高いから)

琴子のお相手は虚空坊岩鼻。・・・男は顔じゃないよね!
『この鼻でお相手つかまつる』・・・・・・その言い回し、なんかイヤラシイよね(えぇ〜?)
また女の子のようです。ゴメンよ蓮雨。
チラリと見えた顔・・・あの顔は〜。

 6月

雪華の健康度が下がってきました。
今回の討伐メンバーは蓮雨、琴子、風花、真知。
真知の初陣なので、少しでも知ってるところへってことで九重楼。

いきなり一個目に赤い火が灯る。えーちょっとまって!!
階段周りぴょこぴょこしてるのではたいしたモノも持っておらず、大量に功徳の拳をゲット。
・・・こんなにもらったって、うちにはまだ拳の指南書がないのに(泣)
階段のぼってVSダルマさん。七天爆をくらうも、蓮雨あっさりそれを回避。よくやった!
それさえよければ、後はもうこちらが優勢。以前よりは手間取ったもののそのまま打倒。
でもって七天斎八起が朱ノ首輪から解放されました。・・・もうそんなに倒したっけか?
あとは宝箱から緋の首飾りを入手したほかは、めぼしいものがなし。
いい加減、拳の指南書手に入れたいな〜。


 7月

風花元服。彼女は面食いらしいよ。知ってたよ(笑)
琴子の子供がやってくる。土髪土目風肌、上2右2の女の子。
・・・水守家の雀顔から燕顔が生まれたよ〜(雀と燕は双子)縁のある顔ってあるんだねぇ・・・。
名前は「
小鳩(こばと)」。職業は薙刀士。素質は2487点と一気に一位に踊りでました。
両親のいいトコがうまく出たカンジ。

正月にワタワタしすぎて幻灯をとってないことを思い出し、記念写真をぱちり。
額縁は可愛いやつです。だってみんな可愛いんですものvv蓮雨も含みますよ、もちろん(笑)

今月は白骨城へ。強化月間だって言うし。
面子は蓮雨・琴子・真知・風花。小鳩は雪華に任せます。
真ん中あたりに赤い火が灯り、やったーとか思っていたら、いきなりひょんに祖霊丹を持っていかれる。
やめてーまだそれ貴重品!!
さらに神仙水・七光の御玉、あげくに養老水まで持っていかれる。・・・あぁめったに使わないお守りがあぁぁ・・・っ!
・・・もうココには貴重品もってこない・・・(泣)
赤い火でいろいろ拾いましたが、でなきゃ赤字討伐だよ・・・。損得ではないけどさ。
で、階段のぼってVS恨み足。蓮雨や風花に武人をかけ、いいところまで追い詰めて。
あと一撃で勝てるってとこで、いきなり力込めた足に蓮雨が痛恨の一撃を食らい戦闘不能に。
当主戦闘不能により、敗走です。恐っ!足恐っ!!

帰る早々イツ花に「もっと家族を信じろ」とか言われてしまいました。うん、ごめんなさい。
それと時を同じくして雪華が倒れる。
雪華、享年1歳7ヶ月。
「後を託せる者がいれば
 死も絶望とはほど遠いもんだわね」


力ない体を持ち上げるのは一苦労だった。
淡く戻った意識で「皆は無事か」と尋ねる声に、泣きたいほど安堵した。
繰り返し「自分で歩く」というのを押しとどめるのに骨をおった。

数ヶ月前、彼が自分を運んでくれた時もこんな気分だったのだろうか。
それとも別の誰かで気が一杯だったのだろうか。
でもそれを問い詰めるのは、今でなくていい。
 8月

宗教部門に投資して、一段階レベルアップ。
選考試合があるんだけれど、なんだかとっても人手不足。
蓮雨は健康度下がりまくってるし、琴子は小鳩に奥義伝授しなきゃいけないし。
出撃できるの、風花と真知の2人だけ?

じゃあ、蓮雨の交神でもしようか?ってことなんだけど。
ふとT様のところの双子の作り方の計算を思い出し、ためしに計算してみる。
えーと、確か戦勝点+年齢÷62だっけ?・・・割 り 切 れ た!? ふ、双子が生まれるよ(ドキドキ)
しかしこの計算だと、生まれるのは女の子2人っぽい。・・・なんか蓮雨が哀れだ・・・(さらに女所帯)
でも、これ一月ずらせは男の子が生まれる可能性があるんだよね?(計算式をよく理解していない)
・・・・・・どうしよう。た、試してみる?


というわけで、風花と真知だけで出撃。
琴子は小鳩に訓練。蓮雨は薬飲ませて健康度54まで回復させ休養。
2人だけだし、手ごろそうなところ・・・・試しに忘我流水道にでもいってみる?
黄川人が出てきて真名姫の話をしていく。いいお友達になりたいんだけどね〜。まだ彼女の術には耐えられませんので。
一番最後に赤い火が灯る。今年はよく灯るなー。
お甲の巻物はじめ、赤い火のおかげでなんだかいろいろ入手。戦果上々。
しかし単体攻撃しかできない剣士と弓使い2人で、ザコがわんさか出るココはちょっとつらかったかも。
2人とも健康度80台で、やっとこ帰還。


 9月

今月は蓮雨が交神。ゴメンよ小鳩、初陣はまた来月。
さて装飾品でドーピングして、残る家族も準備万端です。

で、蓮雨のお相手。ここの血筋も土と水の神ばかりだな。
そのせいか弱く出てるのは心の火と技の風。
いい感じに補えそうなのは・・・東風吹姫さまかな?
よーし、それでいってみよう!運命のお時間です(笑)
『はい、喜んで』・・・いい子授けてくださいまし。
て、きたー!!ほんとに双子きたー!!すごいよ、あの計算式。
再来月には双子がやってきます。


 10月

今月こそ小鳩の初陣にレッツゴー。
久々に町の様子を見てみれば、人口18117人、無職22%。少し伸び悩み?

さて今月の行き先は、そろそろこっちも様子見とかないとねってことで親王鎮魂墓。
メンバーは蓮雨・風花・真知・小鳩。
筒の指南書がほしいなー。でないと来月くる双子のどちらかは壊し屋決定です。
あんまり壊し屋好きでないのですよ・・・。
黄川人が出てきてこんにちは。ココの墓の由来を話してくれる。
祟るね〜、そりゃ祟るよ。・・・黄川人、復讐なんかより語り部とかしてたほうが儲かるよ?(笑)
あーやっぱり、4人いると戦いが楽だー。でもちょっと、一戦一回はくらう芭蕉嵐がいたいよ。
風花が燃え髪大将に愛されてるらしく、熱烈ラブコールよろしく攻撃をくらいまくってます。
それでもなんとか筒の指南書ゲットしました〜!! これで壊し屋にしなくてすむよ・・・(そんなに壊し屋嫌いか?)


 11月

蓮雨の双子の子供がやってきたぞー。
2人とも水髪土目土肌の男の子。やったね、これでもう女所帯なんてご近所にいわれないよ(笑)
下6左1の長男が「
晴明(はるあき)」で大筒士、下6右2の次男が「清明(きよあき)」で槍使い。美形双子・・・。
で、気になる素質なんですが・・・2人ともランク外ですよ〜。とりあえずよそのデータに移してチェックチェック。
その結果、2人とも素質553点と判明いたしました。・・・低すぎだろ!!
一位の小鳩の5分の一、蓮雨パパの三分の一、最年長の琴子より低いよ?てかお祖父ちゃんの清也のが高いよ?
いったいコレは何事ですか東風吹姫様〜!? 蓮雨に想い人がいたのが気に入りませんでしたか!?(笑)
まったくやってくれたよ、姫様め・・・。

というわけで今月は、1歳8ヶ月でもまだまだ元気な琴子に晴明をまかせ、蓮雨は奥義伝授のため清明を訓練。
風花、真知、小鳩の三人で討伐。人数も少ないので相翼院辺りでどうだろう。
河童はかるーくあしらって来たのですが、VS4体の象の像。・・・3人で大丈夫か?
何とか倒せたものの、きつかった・・・。何度も戦闘不能に片足踏み込みかけ慌てて回復させるの繰り返し。
健康度が70〜80台になってる・・・。
それでも奥に入ってみれば、黄川人が現われて伝言を頼まれる。
あー元気そうですね、無駄に元気そうですよ、お業さんの息子。一族たぶん気付いてないですけどね〜。
けっきょく、ガツンと戦勝点だけ稼いで帰還。

「せいめい?」
「そう、セイメイ。ひいては『生命』かな」
2人の幼子をあやしながら、琴子は蓮雨ととめどない話を続けてる。
今は確か、子供達の名前の由来だったか。
「晴明も清明も、音読するとセイメイでしょう。
ちょっとしたお守り代わりにね。」
「お守り」
今日の蓮雨の話は回りくどくて、聞くのにちょっと根気が要る。
「前にイツ花に聞いたんだけど
子供が死んだ時、親は反魂が行えるんだって」
それは自分も聞いたことがある。
自分の命と引き換えにわが子をこの世に戻す術。
「でもこの子達に万が一があっても、この子達は2人で僕は一人だから」
だから名前に願いをこめて。
常に生命とともにあれと。

「まぁ万が一がないように鍛えるのが私達の務めだけどね!」
辛気臭い空気を振り払うように、バンと蓮雨の背中を叩く。
その音に幼子が驚いて泣き出したのは、琴子のほんの計算違い。
 12月

琴子が1歳9ヶ月でも健康度100。・・・最高寿命が更新されるな。
今月は風花が交神。
琴子が清明、蓮雨が晴明を訓練で、他の子はそれぞれ装飾品で学習モード・スタンバイ☆

ちょうどいいつりあいの奉納点だと、鳳あすか様かね。
風花の家系、三代風の神様が続くことになるけど、まぁいいか。他の家系にはない特徴だし。
『今度ふたりだけでお茶でもどう?』・・・ってだれか他に人いるんですか、交神って!?
おや、久々に赤い髪が見えたよ。

・・・関係ないけど鳳あすかってハウル(byハ●ルの動く城)に似てませんか



                      

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